白桃はなのヤンデレ的な可愛さ爆発
白桃はなはヤンデレ的に男に迫る時一番魅力を発するのでは!と気づかされた作品。
頼りないニタニタおじさんの喫茶店でけなげにアルバイトする白桃はな。
どうにもそのおじさんが好きになっちゃったみたい。
ぐいぐい迫る女子校生という構図は、しかし少々食傷気味。
白眉はなんと言っても、そんな白桃はなが女性主導の結合の日々を経て、店長との甘い未来もほのかに想像しだした途端に襲った店長の「不実」。
白桃はなにこんなに好かれているというのに、店長は離婚寸前の妻(?)との中をなんとか修復しようと温泉旅行を計画し、妻とのその電話を白桃はなに聞かれてしまいます。
閉店後の喫茶店の床清掃に余念のない白桃はな。暢気に妻との電話をする店長の背中にこみ上げる悲しみと怒り。
カン!と店長の座る椅子の背に白桃はなの手から箒の柄が倒れる。
驚く店長に
「離婚するって言ってのに!」
電話中も気にせず鬼気迫る表情で迫るその姿の美しさ。
ああ、これ、どこかで見たぞ?
そうだ!
弟のことが大好きな姉。弟の連れてきた彼女を追い出して弟に迫る。
「あんたの初めては私だったよね?」
ああ、白桃はなは不遇な女が似合う。
いや、不遇をモノともせず、結局は男どもを言いように仕立てるのだが、その過程で、男の不実に遭遇して精神の危機を迎える、その時がたまらなく良い。









ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません